1716 06

期待が高まる「PlayStation VR」 !

予約開始は明日6月18日

昨年あたりから徐々に盛り上がってきた Virtual Reality(バーチャルリアリティ)。 VR元年という言葉も耳にした方も多いのではないでしょうか。
そして「PlayStation VR」が明日6月18日から予約が始まり、発売は10月13日!とりあえず私も予約をしてみようと思います。

予約だけでもと思いましたが、すでに完売・・・予約すら出来ない状況です。思った以上の反響でしたね。(6月18日追記)

Oculus VR(オキュラス)との違い

ここで簡単に PlayStation VR と Oculus VR(オキュラス)の違いについて説明いたします。
PlayStation VRは 今の所 PlayStation 4専用機で他のハードでは使えません、ですが価格が5万円以下と割安。Oculus VR(オキュラス)は主にパソコンに繋いでの使用となり、汎用性が高くゲームだけでなく医療や様々な分野での使用が期待できる。そのかわり10万円近くするのと高性能のパソコンしか対応出来ない。どちらもメリットデメリットがありますね〜

Virtual Reality=仮想現実という誤訳

Virtual Reality を日本では仮想現実と翻訳しているが、本来は「現実世界の実質的で本質的な部分をユーザに提示する技術」という意味が込められているとの事。ちなみ「仮想」を辞書で調べると「実際にはない事、仮にあるものとして考えてみる」などで同義的にあつかえる言葉ではない事がわかります。
例えばまだ確立されてはいないけど、医療ロボットと医者をネット回線でつなぎ、ロボットを操作する事によって遠隔地からでも治療が可能という技術があります。医者はPlayStation VRみたいなモニターを見ながらその場で治療しているけど患者はその場にいない。ですがネット回線の先には患者はいるわけです。些細な解釈の違いではありますがだいぶ印象が違ってきますよね。

「PlayStation VR」どこまで受け入れられるか?

あえてヒットするかではなく「受け入れられるか?」としました。ヒット商品になる事は間違いないでしょう、すでに初出荷分は品薄状態になるのではと囁かれているし。明日からの予約もサーバーの混雑で往生しそうです。
ヒット商品になったからといってPlayStation VRが受け入れられる、または浸透するかは今の所未知数。まぁ少なくとも今年はマスコミも含めかなり注目される事でしょう。その後は固定ファンがある程度安定的に使い続け、魅力的な対応ソフトなどが増える事によって少しづつ浸透するイメージを持っていますが。。まぁ例せば電子書籍みたいな感じ?

Virtual Reality 本命の使い方はやはり。。

PlayStation VRでは不可能ですが、やはりアダルトな利用が大人的に本命でしょう。
そうなると汎用性の高い Oculus VR(オキュラス)も相乗効果としてヒットする可能性が高いかもしれません。ただ普及が厳しいと思われる要因がいくつかあります。Oculus VR の価格が高いのと対応するパソコンがかなり高いスペックを要求される事でしょうか。
Virtual Realityとアダルトな利用については興味深い記事があったので下記にリンクをはっておきました。

最後に

少し脱線しましたがPlayStation VRは素直に面白そうです。最初に述べたように予約だけはしておいても損はないでしょう、気が変わったらキャンセルもありだし。
現時点では不可能ですが、将来的に目指す方向というか夢はアニメの「SAO*」や「アクセルワールド」みたいな世界観でしょう。
そういった技術が確立されるのは何年先かはわかりませんが、それまではPlayStation VRなどで楽しめばいいのではないでしょうか!!!

*「SAO」ソード アート オンラインの略

PlayStation VR公式ページ
オキュラス(Oculus VR)の公式ページ
バーチャルリアリティについてはこちらから引用しました

▽アダルトVRについて興味深い記事
多くの人が殺到! 中止に追い込まれた「アダルトVRフェスタ」の"誤算"
アダルトVRフェスタ レポート:次世代アダルトコンテンツで僕らの性生活はどうなるのか?

0916 06

カラヴァッジオ展に行きました!

破天荒なカラヴァッジオ

いま会期中の「カラヴァッジオ展展」に行ってきました。(6月12日まで開催)
カラヴァッジオと聞いてなにを思い浮かべるかは人それぞれでしょう、私が思うカラヴァッジオは「天才にして破天荒な画家」といったところでしょうか。
1571年生まれ日本では室町末期〜江戸時代の初め1610年没享年38歳。
カラヴァッジオが破天荒というのは殺人を犯した事。古今東西いろんな画家がいますが、殺人を犯した画家はカラヴァッジオくらいと言ってよいのではないでしょうか。(殺人を犯した人が画家になる例はありますが。)なにせ絵筆より刀剣を持っていた時の方が多かったという逸話があるくらいです。殺人といっても乱闘騒ぎの果ての出来事であったようですが画家とは思えない所業ですね。

後世の画家に影響を及ぼしたカラヴァッジオ

先にふれた生き様はともかく絵の才能は群を抜いたものと言って過言ではないかと。もしカラヴァッジオがいなければベラスケス、レンブラント、フェルメール、ラ・トゥールなども今我々が見ている作品とは違うものになったと言われています。
暗闇から一筋の光が差し込むのがとても印象的で、私も写真などに応用出来ないものかと考察中です。

見所満載!

今回の見所はカラヴァッジオといえばの超メジャー級の作品「バッカス」「果物籠を持つ少年」「ナルキッソス」「エマオの晩餐」が一度に観れる事ではないでしょうか。
そして最大の注目は、このほど正式にカラヴァッジオの作品と鑑定された「法悦のマグダラのマリア」が世界初公開な事ではないでしょうか!!
あとカラヴァッジオ展との内容とは関係ないですが、国立西洋美術館は世界遺産への登録申請中との事なので建物にも注目です。

最後に

カラヴァッジオというとやはり殺人犯として見られてしまうのですが、高い技術力ご覧いただければご納得いただけるはずです。
また逆の見方をすれば殺人を犯した事によって普通の人とは違う表現領域に踏み込めたのかも知れません。(表現者は殺人を犯しても良いという意味ではありませんよ〜)。
そのような生き様もあってかカラヴァッジオの作品は今だに魅了され続けるのでしょう。今週末12日までの開催、お時間のある方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか!

▽2016年6月10日追記

カラヴァッジオ展
国立西洋美術館
Facebookページ国立西洋美術館
カラヴァッジオについて参考サイト(wiki)